>>申込みはこちら

2023年10月01日

当大会の狙い

予定している本大会の狙いは下記です。
① ジョギングやウォーキングを通して石井樋に人寄りを作る事
②竹林を整備し里山として活用する事
③石井樋の歴史的遺産を保存する事

上記の為、私たちは石井樋に周回できる遊歩道を提案しています。

(1)遊歩道の北終点付近に沈下橋を設置するため国交省と交渉します
嘉瀬川石井樋利活用検討協議会が立ち上がります。
この協議会の中で私達ランナーは河川敷周回コースの新設を要求しています。
周回コースを設定するには上流側および下流側にそれぞれ橋を架ける必要があります。
かろうじて、下流側は大井手堰(オオイデセギ)すぐ下流に飛び石がありこれを使えば下流側は渡れます。
一方、上流側には手頃な橋が無いため、国交省に沈下橋設置の要求をしています。
この必要性を強調するため、かなり高い頻度で竹林遊歩道を活用している状況をPRすることが大切です。
そのため、まず、竹林清掃に取り組みます。

(2)竹林の荒廃が激しく黙っちゃおられん
竹の種類は真竹(マダケ)です。
真竹は真っすぐでしなやかで竹細工に向いているとして古来より利活用されてきました。
特に佐賀では有明海のノリ網を保持するため大量の真竹をポールとして活用した時期もありました。
一方、真竹は天然素材のためグラスファイバー製ポールに比べ短命で風化もします。
そのため、近年、ノリ網ポールはファイバー製ポールにとって代わりました。
さらに、竹細工製品も安い開発途上国製に押されも激減してしまいました。
このため、真竹の利用が無くなり竹林が荒廃してきました。
これに輪をかけるように、管理者のいなくなった竹林では心無い者による乱伐があり、必要なところだけ切り取り不要となった枝葉をその場に放棄するゴミ貯めとなってしまいました。
竹林の美しい里山景観を取り戻したいものです。

(3)参加者との交流を拡げる
以前開催していた「毎月フルマラソン@石井樋公園」では、コロナ禍中での三密を避けるため、ジョギングの日時は決めていたものの集合時間や解散時間は各自の都合任せになっていました。
そのため、せっかく参加頂いても交流をする時間も場所もありませんでした。
今後は、この竹林清掃と30㎞走を交流の場として活用できたらと思います。


乱伐された竹林(右手)

  

Posted by 第5回石井樋治水遺構ジョギング大会 at 10:15Comments(0)当大会の狙い